2017年1月31日火曜日

トランプとイスラエル、ユダヤとアメリカ

アメリカはユダヤ金融資本が支配する国であると言われる。
一部での理解なのか一般的に言われていることなのかわからないが、そういう側面があることは事実だろうと思う。

トランプは共和党の鬼っ子であり、民主党の敵、メディアの敵となっている。
トランプと共和党の関係性は複雑で外部からはなかなかわかりにくい。

わかりにくいと言うと、トランプ政権のユダヤ、イスラエルへのスタンスもわかりにくい。

トランプの娘婿クシュナーは優秀なユダヤ人であり、トランプの絶大な信頼を得ていると言われる。
メディアやトランプの敵対者も彼の悪口は口にしない。
あまり本人が発言する場面を目にしていないので過度な期待はできないが、確かに理知的な存在感のある人物だ。
一方で、もうひとりトランプの最側近とも言われるバノンが運営していたネットメディアは反ユダヤ主義で知られていると言う。

トランプ自身はイスラエル支持の姿勢を明確にしているように見えるが、この2人を最側近として用いるのはどこか不思議な気がしてしまう。

また、メディアはユダヤ金融資本の意向を拡散する存在と言われている。
これも一般的な理解なのか自信がないが、グローバリズム、国境の破壊と彼らに都合のよい世界基準の拡散、の尖兵としてジャーナリズムが果たしている役割の大きさは疑いの余地がないように思う。
オバマ政権はイスラエルにはあまりいい顔をせずにイランと核合意を結んだ一方で、メディアとは良好な関係を続けた。
トランプ政権はイスラエル贔屓を露骨に示し、イランには厳しい。そしてメディアとは仲が最悪だ。

こういった現象を見ていると、表層的な理解であることは重々承知であるが、何だかねじれのような気がしてしまう。
ユダヤ人を漠然と一括りに見てしまうのが間違いなのだろうか。
ユダヤ金融資本とイスラエルは必ずしも利益を等しくしていないということだろうか。
何から読めばいいのかよく分からないが、問題意識を持って少し調べてみたいテーマ。
きっと勉強したら恥ずかしくなるような無理解に満ちているだろうけれど、今の無垢な感覚も大事かもしれないと思って書き記してみた。

0 件のコメント:

コメントを投稿