2017年3月13日月曜日

このごろ思うこと

結構いろいろな本を読んで
映画やアニメ、ドキュメンタリー、バラエティにトークショーといろいろなTV番組を眺め
あまり触れたとのない分野の雑誌や音楽に親しみつつ
家族と散歩したり昼寝したり日向ぼっこしたりと充実した御隠居ライフのような日々を過ごしてきたわけですが。

ここらで自分のこと、世界のこと、時代のこと、何でもいいけど思っていることを漠然とまとめておきたくなったのでそうしようと思います。

まず、わたしにとって何が大切で残りの人生で何と向き合って生きていくのかということ。
大切にしているというよりも、当たり前にそこにないと困るものとして健康と家族、それに言葉と音楽といったものがあるように思う。
健康についてはちょっと前に風邪を引いて今もまだ全開とはいかないけど、体が弱ると心も弱る。
元々気分屋なところもあるのでなおさら、体が健康じゃないとすぐにくよくよしてしまう。
体力づくり・健康の源はよく寝てよく食べて適度に運動をすること。
他にもいろいろとプラス事項はあるけど、最低限この3つには気をつけていこうと思う。
次に家族。
なんだかんだ言って一番お世話になっていて、迷惑をかけられて、面倒だけどなくてはならない存在だな、と自然と思うようになった。
前は友達の方が大事!と思ってたけど、今でも勿論大事だと思うけど、実際、ちょっといろいろなものと距離を置いて、友達とも会ったり連絡したりしなくなってしまったけど、別にたまに懐かしく思うし会いたくなるけど、友達ってオプション的なものでマストではない気がする。
でも家族は離れがたいし、離れていてもいつでも存在を気にしているというか。
程度の差でもちろん、友達のことは頭の片隅にあるし、向こうもそうだと信じてるけど。
言葉というのは自分に割合固有の関心事だと思う。
日本語に関心が強いし、他の言語についても興味は強い方だと思う。
言葉の可能性に惹かれるというか、日常の会話や文章というよりは、小説、戯曲、演劇、落語、詩、歌、評論、等々のことばの魅力に惹かれるし、自分もそういう作品が持つような言葉の力を何らかの形で表現したいと思う。
それがどんな形なのかはちょっとわからないし、ちょっと頑張っただけで叶うような目標だとも思ってないけれど。
音楽については基本的に受動的に。歌うのは好きだけど別に得意でもなんでもないので、歌を聴いたり演奏を聴いたり、結構学問的な頭なので作曲の理論とかは勉強してみたいと思うけど、それも曲を作りたいというよりは音楽を別の角度から楽しみたいという気持ちから。
音楽と感情はかなり密接につながっていると思っていて、(たぶん自分の中で最初にそれを指摘したのはドラえもんのワンシーン。押しつけがましくなく説得的な、教育的に優れた漫画だった。)音楽を日常的に聴いていたら精神的に落ち込むことはあまりないのではないかという気がしている。
うちの家族はあまり音楽が好きじゃなくて、五月蠅いと言われることが多いのでひとりのとき以外は抑えめにしているけれど。

と、自分のことはこの辺で終えようと思うけど、思いの外長くなってしまった。
世界と言ったけど、世界について思うのは、世界について語ることができる人というのは世界に何人いるのだろうということ。
偉そうなジャーナリストや学者が世界や時代について提言や現状報告をしているけれど。
どれも一面的で浅い理解に立ったものに見える。
語りえぬものについては沈黙しなければならない、などと言っていると何も語れず現状を追認するばかりになってしまうというのもまた事実なのだろうが、それにしても言葉の軽さが目立つように思う。
権威ある人がわからないことについてはわからないと認め、詳しい人を見つけ出してその人に頼るということが自然になされるようになれば、もっと有益な情報が色々と示されるのではないかと思う。

本当はもっと考えるべき課題が自分にはあることは理解しているが、それについてはあまりに個人的であり秘匿されるべき類のものだと考えるので、この場ではここで一端筆をおくことにする。

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